メトホルミンとは、患者様の血糖値を下げるために使われる、糖尿病の治療薬です。約50年前から利用されている「メトグルコ」のジェネリック医薬品として生成されました。
長い歴史を持つメトホルミンは、現在でも多数の糖尿病患者様に利用されており、糖尿病の代表的な療法、インスリン療法と並ぶ治療として定着しています。
このメトホルミンにはそもそも、「血糖値を下げる働き」を見出され、糖尿病の治療に利用されてきましたが、近年の研究結果として「肥満を解消する」という効果、さらには抗がん作用、アンチエイジング作用があることがわかりました。
2013年、アメリカで行われたメトホルミンの肥満に対する効果を検証する実験では、「実験開始から6ヶ月後、平均で5.8±7.0kgの減量効果があった」との結果が出ています。
(引用元:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23147210)


炭水化物抜きダイエットなど、極端な糖質制限を行うダイエットは、確かに痩せます。ですが、その分身体への負担も大きく、血液中に必要な糖分すらも足りなくなってしまう低血糖症のおそれがあります。
さらに、もっと問題なのは、急なダイエットのその後に来る可能性が高い「リバウンド」です。
健康のためを考えてダイエットに臨み、仮に低糖質ダイエットが成功したとします。ですが、体重ががっくり落ちた後にもしリバウンドをして元の体重に戻る、もしくは元の体重まで近づいていく。
人間の身体にとって、これは非常に大きな負担となります。
もっと言えば、ダイエットをせず、元のままの体重でいた時の方が、よっぽど健康的だと言えます。
さらに、低糖質ダイエット後は、身体の中での糖の消費量と摂取量のバランスが崩れてしまうため、リバウンドしやすいダイエットとも言われています。

太るという言葉がネガティブなイメージを植え付けてしまっていますが、糖質を一切摂らないことは、人間が活動するために必要なエネルギーを補給できず、まさに身を削っている状態を引き起こします。
具体的には、体内の糖分が不足した場合、その不足分は筋肉を分解して補います。そのため、筋肉が細くなることで極端なダイエット効果が得られるのです。
ですが、頭がぼーっとしたり、力が入りにくくなったりするなど、決して健康的な身体を手に入れているわけではありません。